シュトーレンとは
シュトーレンには厳密な決まりがあります。
シュトーレンはドイツの伝統的なお菓子で製法には規定があり、「小麦粉の分量に対して、ドライフルーツやナッツが60%以上、かつバターが30%以上含まれる」という割合で作る。水分量も25%以下というものです。
もりならではのシュトーレン
上記のシュトーレンの決まりでわかるように、グルテンフリー、プラントベース(植物性由来のもの)のうちのシュトーレンはシュトーレンではないのです。マジパンも入っていません・・・
ではなんでそんなものを作っているかというと、私の趣向駄々洩れの私の好きなものなのです。バターや卵が入っていないのは、アレルギーのためでも体のためでもなく、こっちのほうがおいしいと感じるのです。私自身とてもおいしく感じるのですが、それを受け入れていただけるのかはただただ不安ばかりでした。
なのでソロソロと販売し始めたのですが、購入してくださった方が次々と『おいしかった!』といっていただいて胸を撫でおろしました。
スパイスもアルコールもしっかりきいた大人向けシュトーレン。
中に入っているのは、クルミ、アーモンド、レーズン、クランベリー、アプリコット、イチジク、甘夏、シナモン、ナツメグ、カルダモンです。もりが持っている一番大きなボールで作ります。手捏ねです!うちのミキサー小さいので入りきらず手捏ねしています。ひとつひとつ丁寧に、食べた方に幸せが来るように祈って作っています。
最後に
「Stollen」は、本来シュトーレンではなく「シュトレン」という発音が近いそうです。でもなんとなくシュトーレンとちょっと間延びした感じがうちのシュトーレンにはあっているような気がしているのです。
クリスマスまでもう少し、もりのシュトーレン気になられた方、ぜひお店にいらしてくださいね!