先日、グルテンフリー・ヴィーガンのカレーを作られている方とお話する機会をいただきました。
グルテンフリー・ヴィーガンとは小麦を使わず、動物性の物も使わない商品のことです。
プラントベースといわれる今主流の植物から作られるものとの違いは、なぜ植物性の物だけを食べるのかという理由の違いと認識しています。
プラントベースは環境問題からスタートしました。牛などの家畜の吐く二酸化炭素などの問題です。添加物や科学の力と言われる食品も使用して作られることが多いです。植物性だけど動物性の物を食べていると感じるためです。代替品に当てはまると思います。
ヴィーガンは動物愛護からスタートしました。動物を食べること以外に殺傷なども嫌い革製品なども身に着けないライフスタイルです。添加物などもできる限り使わずオーガニックなものを好む傾向があると思います。
ではベジタリアンはどう違うのか?といとベジタリアンには種類がたくさんあって、肉のみを食べない人、魚肉や卵はOKの人、乳製品はOKの人、海藻などもNGな人さまざまです。これは健康のためと宗教的な決まりから発したものが多いと思います。
ヴィーガンがどういうものかというお話をしたところで、今、インバウンド主に欧米から来られている方々がグルテンフリー・ヴィーガンのセットを好むというお話を聞きました。私自身感じていたことは、「グルテンフリーじゃないと食べられない人が多い」でした。なのでアバンティー出店の際、グルテンフリーだからと言って購入してくださるインバウンドの方が思っていたより少なかったので、私の思い違いだったのかな?と思っていたのですが、ヴィーガンで尚且つグルテンフリーというのを好むのでインバウンドに対しての広告はグルテンフリー・ヴィーガンにしないとダメなんだと教えていただきました。なるほどな~と思いながらも松井山手に店を構えていると、インバウンドとの接触がなく実感はあまり感じられません。
ただ、面白いなと思うのです。人はいろんな思いを持って生活しています。健康でなければやりたいことも仕事もできません。いきものは食べ物でできていますからその選択により未来の自分や家族を作っているのです。
私は選択が増えればいいなと思うのです。地方に住んでいても、収入が低くても、忙しくても選ぶということができたらいいなと思うのです。
その選択のひとつに「もり」も入れたらいいなと思います。
もっと勉強し、お話を聞き、また疑問を持たれているお客様へもお伝え出来たらなと思います。